WeChatをスマホ無しでPCに登録する

PCからWeChatを利用したい！でも個人スマホに入れたくない！なんとかしてド〇えも～ん！という社員の要望を受け、無理やり登録した方法を書き記します。

具体的に言うと、エミュレータを疑似スマホとして使う方法です。

WeChatは中国政府から監視・検閲されているようなので、社内の機密情報をやりとりしたりNGワードでBANされないよう気を付けましょう。

また、海外アプリはマルウェアを仕込まれる危険性が高いことも認識しておきましょう。

アメリカや幾つかの国で中国アプリは禁止の動きがでていますが、「だって仕事で使うんだもん！」という方のために。

WeChatの基本要件

• 基本的にスマホで使うアプリ
• スマホからQRコードを読み込む必要がある
• SMSを受信する必要がある（電話番号が必要）
• スマホアプリとPCアプリとWeb版がある

準備

• カメラ搭載のPC（Windows10のノートPCで行いました）
• SMSを受信可能な電話番号（ガラケーOK）
• スマホなどのカメラ（写真撮影のみ）

方法

１．PCにエミュレータを入れる

スマホの代わりにAndroidエミュレータを使います。

エミュレータとは、特定のハードウェアやOSなどの仮想環境を実現できるアプリです。

例えば、WindowsPCでスーファミやりたい！スマホアプリやりたい！などが叶えられます。

お好きなエミュレータで構いませんが、動作確認したのはBlueStacks（アメリカ産）とNoxPlayer（中国産）です。

今回はWindowsPCを使っていますが、他のOSでも各アプリがあればこの方法は可能かと思います。

インストールするだけで簡単に使えますが、仮想OSなのであまり低スペックのPCだと動作が厳しいです。

２．エミュレータにアプリを入れる

エミュにGooglePlayのようなアプリストアがあるので、Wechatをインストールします。

３．SMS認証する

SMS認証する必要があるので、エミュのアプリを認証登録します。

使い捨てのSMS用電話番号サービスを使えば自分の電話番号なしでもいけそうなのですが、怪しそうな海外サービスなど幾つか試してもうまくいきませんでした…。

日本の電話番号でないとだめだったのがネックで、結局は社員のガラケーで登録しました。

下記は試していませんが、自己責任でお試しください。

Spoofbox（使い捨て携帯番号）

４．PCにアプリをいれる

公式サイトからWeChatのアプリをPCにインストールします。

ブラウザ版もありますが、リアルタイムに通知を受け取りたいならアプリがおすすめです。

５．ＱＲコード認証する

本来はPCにアプリを入れたら、スマホアプリからPCのQRコードをスキャンして２つのデバイスで認証します。

この方法は、エミュレータからPCのカメラでQRコードを読み込ませます。

QRコードの写真を撮る

まずPCアプリのQRコードをスマホなどで写真を撮ります。

スキャンする

エミュレータのWechatのスキャンを起動し、先ほどのスマホ写真をかざして読み込ませます。

なぜか横になるので向きを合わせます。

なかなか一発でうまくいかないのが難点です。

初めはWechat登録用のノートPCにQRコードを表示して、エミュ用ノートPCのカメラを向かい合わせて（！？）やっていましたが、何十回と失敗して心折れかけたところで成功しました。

写真が撮れるスマホなどがあるならおすすめしません。

次にQRコードを紙に印刷してスキャンしてみましたが、これもうまくQRコードが読み込めないようで成功率が低かったです。

スマホで写真を撮ったものが一番成功しやすかったです。

おわり

時間が経ってしまったので、若干うろ覚えです。。

（バナーとてもいい加減に作ってしまったら、あるあるだな～と思い。8:2の法則を付けてみました。）

みんなだいすきだいにんき！いらすとやに感謝！