手作り化粧水を200円で作ろう
高いスキンケアがいいと思ってた時期が、私にもありました。
社会人で一番お金のない20代の頃、知識も思慮も足らなく、何でもすぐに感化されていました。
収れん化粧水、導入化粧水、化粧水、クリーム、ナイトクリーム、美容液…
色々使っていましたが、今はシンプルなスキンケアで十分と思っています。
足しまくることを止めてみても、乾燥など特に悪いことは何もありませんでした。
ケミカルフリーというよりは節約目的で試行錯誤していますが、今はプチプラの商品がたくさんあるので、 自分で無添加のものを作った!っていう自己満足かもしれません…。
水+グリセリン+精油+ヒアルロン酸の4つの材料で作ります。
防腐剤・界面活性剤 不使用で、肌トラブルのある人に特におすすめ!
下のほうにあるおすすめレシピでは、50mlの化粧水が200円未満で作れます。
コロナで物価も流通も不安な時期ですが、無くなったら家のストックで作れるところも魅了です!
スキンケアの配合基礎
いい成分は高濃度にすればよいというわけではないので、基礎を抑えておくことが肌トラブル防止になります。
基本の化粧水は、水とグリセリンの2つで作れます。
その他はお好みで配合します。
グリセリンと精油は入れすぎてはいけません。
敏感肌の人は配合を少なめにして腕でパッチテストを行ってください。
防腐剤が入ってないものは、冷蔵庫で保存し早めに使い切って下さい。
精製水
水は精製水、またはミネラルウォーターやフローラルウォーターを使います。
雑菌の繁殖を抑えるため、ボトルを煮沸消毒し、使う水でゆすいでから化粧水を入れるのが推奨されています。
薬局にも売っています。
防腐剤入りの精製水もあります。
冷暗所での保管ができます。
グリセリン(保湿成分)配合5~10%以下
100mlの化粧水を作るには、水90mlとグリセリン10mlまでということになります。
それ以上は水分を奪われてしまい逆効果になります。
薬局で1,000円未満 / 500mlで買えます。
精油(エッセンシャルオイル) 配合1%以下
精油のドロッパーの1滴は約0.05ml(0.03mlのものも有り)
100mlの化粧水を作るには精油20滴までです。
種類によって様々な効能がありますので、おすすめを幾つかピックアップします。
定番で万能!皮膚の悩みに ラベンダー
- 瘢痕形成作用(傷跡を消す)
- 抗炎症作用
若返りの象徴 ローズマリー
- 収れん作用
- セルライトの改善
- 頭皮の不調改善(抜け毛・育毛促進・白髪防止・フケなど)
アンチエイジング フランキンセンス(乳香)
- 瘢痕形成作用 (傷跡を消す)
- 癒傷作用(傷の治りを早める)
- 収れん作用
- 強壮作用
- しわ・たるみの改善
- 炎症防止作用
高い保湿効果と心の鎮静 ネロリ
- 保湿作用
- 皮膚再生作用
- 抗炎症作用
- 老化防止作用
女性特有の不調にも効果的 ローズ
- 瘢痕形成作用 (傷跡を消す)
- 保湿作用
- 抗炎症作用
- 皮膚強壮作用
炎症や肌荒れを改善 カモミールローマン ※妊娠中は避ける
- 抗炎症作用
- 保湿作用
- 肌荒れの改善
皮膚の細胞を活性化 パルマローザ ※妊娠中は避ける
- 皮膚炎、湿疹、乾癬の改善
- ニキビ・しわの改善
- 帯状疱疹の改善
光毒性のある精油
光毒性のある精油を肌につけて日光(紫外線)に当たると、色素沈着(シミ)や炎症などの皮膚トラブルが起こるので、日中の使用は避けましょう。
ベルガモット、レモン、グレープフルーツ、アンジェリカ・ルート、オレンジ・ビターなどに光毒性 があります。
ベルガモットの光毒性を抜いた ベルガモットFCF というものもあります。
柑橘系でもレモングラス、オレンジスイートやマンダリンには光毒性はありません。
ヒアルロン酸(保湿成分)配合5%程度
高い保湿力を誇るヒアルロン酸は、グリセリンなど他の保湿剤と併用で効果アップ。
目元に直に塗ったり、スキンケア、ヘアケア用品に混ぜて使う人も多いようです。
その他保湿成分等
はちみつ 配合10%程度
効果:保湿、殺菌・抗菌、ニキビ予防・改善、ピーリング効果、紫外線ケア、肌トラブル緩和等
※純粋なはちみつがおすすめ
その他
クエン酸、ビタミンC、ビタミンE、尿素、日本酒、柚子、ヨーグルト、どくだみなど
精製水について
水道水で化粧水を作っている人も多いようです。
シャワーや洗顔も水道水ですし、すぐに使い切るのであれば問題ないと思います。
精製水をいちいち買うのが面倒になった私は、 専用ボトルを購入すると利用できる、スーパーに設置してある販売機の無料の水を使うことにしました。
(主にルイボスティー用に使ってます)
スーパーの純水(RO水)
「純水」というカテゴリーの中に、精製水やRO水、蒸留水などがあります。
純水(じゅんすい)とは、不純物を含まないかほとんど含まない、純度の高い水のことである。
「純水」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。
2019年5月23日 (木) 05:23 UTC
URL: https://ja.wikipedia.org/?curid=409787
RO( 逆浸透膜ろ過 )水 は、水道水を逆浸透膜フィルターでろ過し、不純物を取り除いた純水です。
精製水(せいせいすい)とは、蒸留や濾過やイオン交換などの手法で濃度を上げた、比較的純粋な水である。無色透明・無味無臭で、場合によっては紫外線などで滅菌または殺菌されている。
「精製水」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。
2019年6月30日 (日) 06:58 UTC
URL: https://ja.wikipedia.org/?curid=1128291
つまりスーパーに置いてあるRO水は、精製水に近い水です。
RO水も精製水も防腐剤は入っておらず、傷みやすいので要冷蔵です。
おすすめレシピ 化粧水50ml
水:45ml
グリセリン:5ml(約小さじ1)
精油:10滴(好きなもの)
ヒアルロン酸:小さじ1/2~
全てを直接ボトルに入れ、ふたをして軽く振り混ぜたら完成です!
化粧水用のボトルと、水用の計量カップと小さじを用意してください。
直接ボトル入れがいい訳
最初、専用の計量カップに材料入れてかき混ぜてからボトルに入れてましたが、プラスチックの計量カップに粘度の高いグリセリンが張り付き、洗剤で洗っても落ちなくなったのが嫌になりました。
シールを剥がした後のどうにもならないベタベタのような感じになります。
今はグリセリンの計量に小さじを使い、使った後ティッシュで拭き取っています。
水の計量は、ボトルにマーカーで線を引いておいてもいいですね。
ヒアルロン酸は適当で大丈夫です。
コスパは200円未満
上に紹介した商品はどれも少量で、初めての人用に選びました。
精製水とグリセリン以外は自分も使っているメーカーさんです。
グリセリン:約1,000円 / 500ml … 5ml 約10円
精油:約1,000円 / 5ml×5 … 10滴(0.5ml) 約20円
ヒアルロン酸:約1,100円 / 20ml … 小さじ1/2(約2.5ml)約140円
水を含めないと、50mlの化粧水が約170円!
この大容量の商品で計算すると…
ヒアルロン酸:約22,000円 / 1000ml … 小さじ1/2(約2.5ml)55円
太陽のアロエ社のヒアルロン酸は、開封前・開封後共に冷暗所(冷蔵庫だと尚良し)で保存し、2年を目安に使うといいそうです。
※メーカーや時期によって価格は変動します。
ヒアルロン酸を入れて肌荒れ防止
初めに配合していたのは、水+グリセリン+精油でした。
しかし風呂上りに顔につけると、なぜかまぶたや鼻の下が赤くなるのです。
大概のものにかぶれたことないのにおかしいと思っていたら、原因は摩擦でした!
水+グリセリン+精油 の手触りはほぼ水で、肌に塗ると若干引っ掛かりがあります。
そこで、塗るときこすらずパタパタと軽くたたくようにつけたら、1~2週間で赤みは全く無くなりました。
時間がかかったのは肌に摩擦のダメージが蓄積されていたためと思います。
さらに摩擦をなくすため、とろみのあるヒアルロン酸をいれたところ、肌すべりのいいとろみ化粧水になりました。
市販のヒアルロン酸化粧水よりたっぷり保湿リッチな化粧水ができます!
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